ハーモニー
なんとなく伊藤計劃の
ハーモニーを読み返してみた
前作の虐殺器官がすっごい好きで
こっちも買ったんだけど、
伊藤計劃が亡くなる約3ヶ月前に書き上がった作品で
インタビューでも、
病床で書けない状態になったり
虐殺器官は迷いなく書いたのに
ハーモニーは悩みに悩んで100枚くらい原稿棄てた
ってあるように
ハーモニーには
疾走感がないというか、
やっぱり虐殺器官のほうか好き。
前作はまあメインが戦場だし、
戦争がビジネス化して
バンバン人が死んでいく描写もあるから
刺激の強い場面が多かったのもあるけど
ハーモニーは混沌が終わった世界で
社会的なことをコンコンと語られるから
読んでいて疲れちゃう(笑)
あと、作中のキャラクターが
虐殺器官にでてくるエリート兵士のほうが
魅力的(笑)(笑)
ちょっとくさい台詞もあるから
外国人が主人公のほうがしっくりくるし。
ゲームしないから
メタルギアはちょっと読まないだろうな。
屍者の帝国も読み返してみようかな~
伊藤計劃が生きていたら、
どんなストーリーになったんだろう…
そういえば
映画版もいっこもみてない!