λに歯がない
密室状態の研究所で発見された身元不明の4人の銃殺体。それぞれのポケットには「λに歯がない」と記されたカード。そして死体には...歯がなかった。4人の被害者の関係、「φ」からはじまる一連の事件との関連、犯人の脱出経路―すべて不明。事件を推理する西之園萌絵は、自ら封印していた過去と対峙することになる。
最近読み返したやーつ。
あらすじの歯を抜かれた死体とかからは
想像つかない、わりとあっさり描写の
理系サスペンスでした。
森博嗣作品初だったから、
初見では、このシリーズでお馴染みであっただろう登場人物を知らないまま読んだので
一回目は 読後 ???
っていうとこが残ったり、
殺人事件によくある
現場でなにがあったかの独白だったり
改めての解説がないから
生々しい描写なしで
トリックについてみんなで考えるシーンが多くて
弱冠物足りなかった(笑)
でも読み返してみると
それぞれのキャラがたってて
おもしろかったし
章ごとの副題もすきだし
解説でもかかれてるように
私には残念ながら引用されている
ヘッセがちょっとわからないんだけど
(気になるからぐぐろうかな)
二回目はなぜか楽しく読めました(笑)
あと、理系大学って
いいなあ。
実験とか研究室とか、
楽しそう。。。