コンビニララバイ
小さな町の小さなコンビニ、ミユキマート。オーナーの幹郎は妻子を事故で亡くし、幸せにできなかったことを悔やんでいた。店には、同じように悩みや悲しみを抱えた人が集まってくる。堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵、恋人に命じられ売春をする女子高生……。彼らは、そこで泣き、迷い、やがて、それぞれの答えを見つけていく――。温かさが心にしみる連作短編集。
この本すき!
みんな大事な人がいるのに
うまくいかなくて
孤独で悲しくて、
私は治ちゃんと八坂の話しと
克子の話しがとくにすき。
なんでこんなに悲しいんだろうと思うくらい、
かといってドロドロし過ぎることなく
コンビニの空間のように
どこか乾いたお話し。
オーナーの幹郎は優しくて
お店の経営にはやる気ないんだけど
ちょっと応援したくなる。
でも、妻の友達と浮気してばれた
エピソード読んで
このクソ野郎!って思ったわ。
そこだけは本当に一生反省しとけって感じ。
みんなもうすこし
器用に生きられたらいいのに、って
思うけど。。。
思うようにいかないもんなのね。
それにしても
こんなに乾いたコンビニは
今までみたことがない。
正直行きたくない(笑)